30分以内で読める木村荘八の短編作品
青空文庫で公開されている木村荘八の作品の中で、おおよその読了目安時間が「30分以内」の短編作品を、おすすめ人気順で表示しています。
1-10件 / 全10件
作品名 | 著者 | 読了時間 | 人気 |
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東京の風俗 序 | 木村荘八 | 30分以内 | |
「東京の風俗」といふ題名のもとに初めから一冊の本を書いたとすれば、又現在の本とは違つたものになつてゐたかと思はれますが、今全編の校正を終つて「東京の風俗」一本としてこの本を見ますと、題名に不釣合ひのものにはなつてゐなかつたことを感じます。 | |||
少年の食物 | 木村荘八 | 30分以内 | |
私は初めて絵を見たのは何が最初か、一寸おぼえていません。 | |||
ハイカラ考 | 木村荘八 | 30分以内 | |
「ハイカラ」という言葉があるが、今の若い人達には既にこの言葉はピンと来ないようで、今の人達にはこれよりも「モダン」であるとか「シック」という言葉がよく通じるようだ。 | |||
「いろは」の五色ガラスについて | 木村荘八 | 30分以内 | |
私事に傾くとすれば恐縮するが、今となつては強ち「私事」でもなく、これも「東京世相」の一つの波の色と化つてゐることだらう。 | |||
岸田劉生の日本画 | 木村荘八 | 30分以内 | |
これが森田恒友さんについての書きものならば、日本画とはいはずに水墨とするところであるが、岸田は「水墨」が似合ひでない。 | |||
両国今昔 | 木村荘八 | 30分以内 | |
櫓太鼓にフト目をさまし、あすは……といふけれども、昔ぼくが成人した家は、風の加減で東から大川を渡つてとうとうと回向院の櫓太鼓が聞えたものだつた。 | |||
洲崎の印象 | 木村荘八 | 30分以内 | |
東京の中は何処も大抵知つてゐるつもりでゐたけれども、燈台もと暗し、洲崎をろくに知らずにゐたことを最近になつて気が付いた。 | |||
柳橋考 | 木村荘八 | 30分以内 | |
角力の頃になると両国界隈がトピックになるやうである。 | |||
浴衣小感 | 木村荘八 | 30分以内 | |
浴衣がけは便利だといふ、無論便利だ。 | |||
役者の顔 | 木村荘八 | 30分以内 | |
羽左衛門を失ったことを転機として――戦争を転機としてと云えば早いが、それではニベも無い――俳優の「顔」も変ったと思います。 |
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