両国今昔

木村荘八

『両国今昔』は青空文庫で公開されている木村荘八の短編作品。8,111文字で、おおよそ30分以内で読むことができます。

文字数
30分以内8,111文字
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書き出し

櫓太鼓にフト目をさまし、あすは……といふけれども、昔ぼくが成人した家は、風の加減で東から大川を渡つてとうとうと回向院の櫓太鼓が聞えたものだつた。

初出
底本東京の風俗
表記
新字旧仮名