小熊秀雄全集-02詩集(1)初期詩篇
小熊秀雄
『小熊秀雄全集-02』は青空文庫で公開されている小熊秀雄の中編作品。21,764文字で、おおよそ60分以内で読むことができます。
| 文字数 | 60分以内 21,764文字 |
| 人気 | 0PV |
| 書き出し書出 | 奪はれた魂 地軸に近い何所かで うづもれた 世にも稀なる紫ダイヤを とげ/\と骨ばかりのやせこけた 悪魔たちがまるくとりまき ひからびた手を繋ぎ合ひ にやにやとした もの倦い足どりで 踊るたびにからからと音がする ◇ ちやうどそれのやうに ちやうどそれのやうに かつて失はれた俺の魂は かつてうばはれた俺の魂は 柔かく 滑らかな琥珀の頬と 熟したザクロの唇とをもつた 美しい悪魔が 青くはげし |
| 初出 | |
| 底本 | 新版・小熊秀雄全集第1巻 |
| 表記 |
※「人気」は青空文庫の過去10年分のアクセスランキングを集計した累計アクセス数から算出しています。

