藤九郎の島
久生十蘭
『藤九郎の島』は青空文庫で公開されている久生十蘭の短編作品。10,609文字で、おおよそ30分以内で読むことができます。
文字数 | 30分以内 10,609文字 |
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書き出し書出 | 享保四年の秋、遠州新居の筒山船に船頭左太夫以下、楫取、水夫十二人が乗組んで南部へ米を運んだ帰り、十一月末、運賃材木を積んで宮古港を出帆、九十九里浜の沖合まで来たところで、にわかの時化に遭った。 |
初出 | 「オール讀物」1952(昭和27)年9月 |
底本 | 久生十蘭全集 Ⅱ |
表記 | 新字新仮名 |
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