無惨やな
久生十蘭
『無惨やな』は青空文庫で公開されている久生十蘭の短編作品。7,812文字で、おおよそ30分以内で読むことができます。
| 文字数 | 30分以内 7,812文字 |
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| 書き出し書出 | 一 上野、厩橋(前橋)で十五万石、酒井の殿さま、十代雅楽頭忠恭は、四年前の延享二年、譜代の小大名どもが、夢にまであくがれる老中の列にすすみ、御用部屋入りとなって幕閣に立ち、五十万石百万石の大諸侯を、 その方が、 と頭ごなしにやりつける身分に[#「身分に」は底本では「見分に」]なったが、ひっこみ思案のところへ、苦労性ときているので、権勢の重石におしひしがれ、失策ばかり恐れて、ほとほとに憔れて |
| 初出 | 「オール讀物」1956(昭和31)年2月号 |
| 底本 | 久生十蘭全集 Ⅱ |
| 表記 |
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