顎十郎捕物帳14 蕃拉布
久生十蘭
『顎十郎捕物帳』は青空文庫で公開されている久生十蘭の中編作品。15,027文字で、おおよそ60分以内で読むことができます。
| 文字数 | 60分以内 15,027文字 |
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| 書き出し書出 | 夕立の客 「……向島は夕立の名所だというが、こりゃア、悪いときに降りだした」 「佐原屋は、さぞ難儀していることだろう。……長崎屋さん、ときに、いま何字でございますね」 「はい、ちょうど七字と十ミニュート……」 「ああ、そうですか。……六字に神田を出たとして、駕籠ならば小泉町、猪牙ならば厩橋あたり。……ずぶ濡れになって、さぞ、弱っているだろう」 「……佐原屋のことだから、如才なく船宿へでも駈けこん |
| 初出 | |
| 底本 | 久生十蘭全集 Ⅳ |
| 表記 |
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