顎十郎捕物帳08 氷献上
久生十蘭
『顎十郎捕物帳』は青空文庫で公開されている久生十蘭の中編作品。18,032文字で、おおよそ60分以内で読むことができます。
| 文字数 | 60分以内 18,032文字 |
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| 書き出し書出 | 賜氷の節 「これ、押すな、押すな。……押すな、と申すに」 「どうか、お氷を……」 「あなただけが貰いたいのじゃない、みな、こうして待っている」 「……ほんの、ひとかけでも……」 「いま、順にくださる、お待ちなさい……」 「じつは……」 「おい、お武家さん、おれたちは、こうして炎天に照らされながら二刻も前から待っているんです。……つい、いま来て、先にせしめようというなあ、すこしばかり虫がいいでしょ |
| 初出 | |
| 底本 | 久生十蘭全集 Ⅳ |
| 表記 |
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