カストリ侯実録
久生十蘭
『カストリ侯実録』は青空文庫で公開されている久生十蘭の中編作品。16,232文字で、おおよそ60分以内で読むことができます。
文字数 | 60分以内 16,232文字 |
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書き出し書出 | 全十二巻の厖大な艶笑自叙伝「回想録」M※moires を書くことに生涯を費した色情的好事家ジォウァンニ・ヤコポ・カサノヴァと霊媒術をもってルイ十六世の宮廷で華々しい成功をし、「マリイ・アントアネットの首飾事件」に連坐してバスチーユに繋がれ、後、ローマで獄死した天才詐欺師バルサモ・ディオ・カリオストロ伯爵とルイ・シャルル・ド・カストリ侯爵の三人をある小史作者は十八世紀末から十九世紀中頃までの三大変種といっている。 |
初出 | |
底本 | 久生十蘭全集 Ⅲ |
表記 | 新字新仮名 |
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