アンリ・ルネ・ルノルマンについて
岸田国士
『アンリ・ルネ・ルノルマンについて』は青空文庫で公開されている岸田国士の短編作品。3,440文字で、おおよそ10分以内で読むことができます。
文字数 | 10分以内 3,440文字 |
人気 | 0PV |
書き出し書出 | 仏蘭西の現代劇を通じて、「昨日の演劇」の余影と、「明日の演劇」の曙光とを、はつきり見分けることができるとすれば、前者は、観察と解剖の上に立つ写実的心理劇、並に、論議と思索とを基調とする問題劇であり、後者は、直感と感情昂揚、綜合と暗示に根ざす象徴的心理劇乃至諷刺劇である。 |
初出 | 「演劇新潮 第一年第十二号」1924(大正13)年12月1日 |
底本 | 岸田國士全集19 |
表記 | 新字旧仮名 |
※「人気」は青空文庫の過去10年分のアクセスランキングを集計した累計アクセス数から算出しています。