一対の美果
岸田国士
『一対の美果』は青空文庫で公開されている岸田国士の短編作品。6,496文字で、おおよそ30分以内で読むことができます。
文字数 | 30分以内 6,496文字 |
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書き出し書出 | 近頃読んだいろいろな文章のなかで、私が特にこゝでその読後感を述べたいと思ふのは、それが今の私にとつて可なり重要な問題を含んでをり、それのいづれからも非常に珍しい感動をうけ、しかも、それらが揃ひも揃つて、所謂「非職業作家」の手になつたところの、甚だ示唆に富んでゐる二つの「記録」である。 |
初出 | 「文学界 第六巻第三号」1939(昭和14)年3月1日 |
底本 | 岸田國士全集24 |
表記 | 新字旧仮名 |
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