演劇当面の問題
岸田国士
『演劇当面の問題』は青空文庫で公開されている岸田国士の短編作品。8,214文字で、おおよそ30分以内で読むことができます。
文字数 | 30分以内 8,214文字 |
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書き出し書出 | 戯曲不振の理由「戯曲家は生れながら戯曲家である」といふやうなことも云はれるが、しかしまた、戯曲家が戯曲家たる動機は、小説家が小説家たり、詩人が詩人たる動機と決して異つたものであるとは云へないのであつて、少くとも今日までの歴史を通じてみれば、多くの例が、その点について興味のある事実を語つてゐるのである。 |
初出 | 「文芸 第二巻第四号」1934(昭和9)年4月1日 |
底本 | 岸田國士全集22 |
表記 | 新字旧仮名 |
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