“にんじん”を観て
岸田国士
『“にんじん”を観て』は青空文庫で公開されている岸田国士の短編作品。856文字で、おおよそ5分以内で読むことができます。
文字数 | 5分以内 856文字 |
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書き出し書出 | 映画「にんじん」をみて、第一に感じたことは、監督デユヴイヴイエが、単にルナアルの小説及び戯曲からその主題を藉りたといふばかりでなく、ルナアル流の「文章的表現」を、映画のリズムによつて組立てやうと試みてゐることだ。 |
初出 | 「時事新報」1934(昭和9)年4月27日 |
底本 | 岸田國士全集22 |
表記 | 新字旧仮名 |
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