青空文庫の全作品
青空文庫で公開されているすべての著者の全作品を、おすすめ人気順で表示しています。
作品名 | 著者 | 読了時間 | 人気 |
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作品名 | 著者 | 読了時間 | 人気 |
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作品名 | 著者 | 読了時間 | 人気 |
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二人の弟たちへのたより | 宮本百合子 | 10分以内 | |
火野葦平さんが先頃帰還されて、帰還兵の感想という文章を新聞にかいていました。 | |||
歳々是好年 | 宮本百合子 | 5分以内 | |
新年というものについて抱く私たちの心持も、その年々によって様々ですし、一人のひとの生活の其々の時代によっても又おのずから、異った感想をもつものだということを、近頃感じて居ります。 | |||
待呆け議会風景 | 宮本百合子 | 30分以内 | |
けさ、新聞をひろげたら、『衆院傍聴席にも首相の「若き顔」』として、米内首相の子息の学生服姿が出ている。 | |||
青春 | 宮本百合子 | 30分以内 | |
青春の微妙なおもしろさは、その真只中にいるときは誰しもそれを、後で思い出のなかでまとめるような形ではっきり自覚しないまま、刻々を精一杯によろこび、悲しみながら生きてゆくところにあるのではないだろうか。 | |||
繻珍のズボン | 宮本百合子 | 30分以内 | |
父かたの祖母も母かたの祖母も八十を越えるまで存命だったので、どちらも私の思い出のなかにくっきりとした声や姿や心持ちを刻みのこしているが、祖父となると両方とも大変早く没している。 | |||
なつかしい仲間 | 宮本百合子 | 30分以内 | |
友達ということを思うと、私の心にきっと甦って来る一つの俤がある。 | |||
健康な美術のために | 宮本百合子 | 5分以内 | |
松山文雄さんがこの頃益々一心に画業をはげんで居られることは友人たちの間で知らぬものはないと思います。 | |||
表現 | 宮本百合子 | 10分以内 | |
私は映画がすきなくせにいつも野暮ったい観かたばかりしているのだけれど、さきごろの「カッスル夫妻」でも、いろいろの印象をのこされた。 | |||
見つくろい | 宮本百合子 | 5分以内 | |
たとえば半襟のようなものでも、みつくろって買って下さいね、とたのまれると、私たちは相当閉口する。 | |||
鼠と鳩麦 | 宮本百合子 | 10分以内 | |
友達と火鉢に向いあって手をかざしていたら、その友達がふっと気づいたように、「ああ、一寸、これ御覧なさい。 | |||
文学者として近衛内閣に要望す | 宮本百合子 | 5分以内 | |
今度の内閣は、従来とかくものごとが厳秘主義であったの対して、「率直に現実をしらしめる」ことを表明し、一つの新しい態度と見られていると思います。 | |||
このごろの人気 | 宮本百合子 | 5分以内 | |
四五日前のある夜十時頃、机に向っていると外でうちの名を呼ぶ男の声がした。 | |||
回覧板への注文 | 宮本百合子 | 5分以内 | |
私のところは、割におうようなので、些細なことで何や彼と廻してくるようなことはありません。 | |||
空に咲く花 | 宮本百合子 | 5分以内 | |
空間をどこまで女性が自分の生活感情の中へ従えてゆくかということで、女の歴史の歩みが量られるのは何と面白いことだろう。 | |||
村の三代 | 宮本百合子 | 5分以内 | |
三春富士と安達太郎山などの見えるところに昔大きい草地があった。 | |||
旭川から | 宮本百合子 | 5分以内 | |
十何年か前、友達が或る婦人団体の機関誌の編輯をしていたことがあった。 | |||
小鈴 | 宮本百合子 | 5分以内 | |
弟の家内が今年の正月で三十三を迎えた。 | |||
働くために | 宮本百合子 | 10分以内 | |
この頃は日本の女の服装について、簡単であること、働きよいこと、金をかけないことがどこででも云われている。 | |||
父の手紙 | 宮本百合子 | 10分以内 | |
ユリチャン、コレガオトーサマノ、ノッテイルフネデス。 | |||
私の科学知識 | 宮本百合子 | 5分以内 | |
私の科学知識というような話題について何か語ろうとすると、真先に、貧弱という字が心に大写しになって浮んで来るのは、私ばかりのことだろうか。 | |||
「うどんくい」 | 宮本百合子 | 10分以内 | |
いろいろと材料が不足して来ている台所でも、今日の私たちは心持も体もいくらか潤う食事をこしらえてゆくことに骨おしみしてはいまい。 | |||
想像力 | 宮本百合子 | 5分以内 | |
派出婦さんが、だんだん顔をあげて私を見て、笑顔になってものを云うようになった。 | |||
諸物転身の抄 | 宮本百合子 | 5分以内 | |
これまで、今時分の東京の乾物屋の店先にこんなに種々様々にあしらわれて鰊(にしん)が並んだことがあっただろうか。 | |||
顔を語る | 宮本百合子 | 5分以内 | |
どんなひとでも、はたからは、その人に似た人というものの話をきかされているだろうと思う。 | |||
生活的共感と文学 | 宮本百合子 | 5分以内 | |
私の生活も随分夥しい或は根本的な変化をうけていますが、それはおそらく、この四年の間に成金になりもしなかった大多数の国民が、その日々で経て来ている、その変りかただと思います。 | |||
読み落した古典作品 | 宮本百合子 | 5分以内 | |
私などは読みおとすというところまで参らず、土台読まないのや知らないのだらけであると思います。 | |||
積極な一生 | 宮本百合子 | 5分以内 | |
長谷川時雨さんの御生涯を思うと、私たちは、やっぱり何よりも女性の多難な一生ということを考えずには居られなくて、最後までその道の上に居られた姿を、深く悼む心持です。 | |||
本棚 | 宮本百合子 | 30分以内 | |
この間うちから引越しさわぎで、あっちの古本の山、こっちの古本のかたまりといじりまわしているうちに、一冊、黒い背布に模造紙の表紙をつけた『女学雑誌』の合本が出て来た。 | |||
終刊に寄す | 宮本百合子 | 5分以内 | |
用紙節約から廃刊になるということはさけがたいことながらやはりそれぞれにつながる編輯者のこれ迄の御骨折りや読者の好意について感想を新しくいたします。 | |||
近頃の商売 | 宮本百合子 | 5分以内 | |
商売というものの性質がすっかり変って来て、それは時代の動きによるものだということをはっきり知ってほしいと思います。 | |||
わが母をおもう | 宮本百合子 | 10分以内 | |
母中條葭江は、明治八年頃東京築地で生れ、五十九歳で没しました。 | |||
ニイナ・フェドロヴァ「家族」 | 宮本百合子 | 5分以内 | |
ニイナ・フェドロヴァというロシア生れの女のひとの書いた小説「家族」は最近よんだ本の中で面白いものの一つでした。 | |||
モスクワ | 宮本百合子 | 5分以内 | |
三時すぎるともう日が暮れかかって、並木道にアーク燈が燦きはじめ、家路をいそぐ勤め帰りの人々の姿が雪の上に黒く動く。 | |||
時代と人々 | 宮本百合子 | 30分以内 | |
わが師という響のなかには敬愛の思いがこもっていて、私としては忘られない一つの俤がそこに繁っている。 | |||
白藤 | 宮本百合子 | 30分以内 | |
夢で見たような一つの思い出がある。 | |||
熱き茶色 | 宮本百合子 | 5分以内 | |
もし私が肖像画家であったら、徳田球一氏を描くときどの点に一番苦心するだろうかと思う。 | |||
家庭裁判 | 宮本百合子 | 5分以内 | |
(被告)女慧しゅうして牛売りそこね(判決)こういった諺はみんな男が作ったものなんです、そしてまた女をこんな風にした社会を作ったのも男達なんです、ですけど「女の賢さはほんとうのものじゃない、小ざかしくて失敗や損ばかりする」といった男たちはほんとうに賢かったでしょうか、小慧しい男たちが政治や軍事を自由にし女も含めた国民の大部分がその小慧しさにたぶらかされていたためにとうとう牛どころか戦争に敗ける所まで国を滅茶苦茶にしてしまったんです。 | |||
結集 | 宮本百合子 | 5分以内 | |
これまで私たちは云いたいことを云えなかったし、聞きたい話もきかれなかった。 | |||
婦人の皆さん | 宮本百合子 | 5分以内 | |
きょうは、うれしいニュースを、おつたえいたします。 | |||
大町米子さんのこと | 宮本百合子 | 5分以内 | |
はじめて大町米子さんにあったのは、いまから十年ばかりまえのことであった。 | |||
私の愛読書 | 宮本百合子 | 5分以内 | |
愛読という言葉の普通の使いかたとは違うけれども、非常に感銘をもってよみ、人類の歴史の精髄を学んだ二つの本をあげます。 | |||
よろこびの挨拶 | 宮本百合子 | 10分以内 | |
人間が、人間らしく幸福に住むためには、どの位の空間がいるものでしょう。 | |||
青田は果なし | 宮本百合子 | 10分以内 | |
用事があって、岩手県の盛岡と秋田市とへ数日出かけた。 | |||
人民のために捧げられた生涯 | 宮本百合子 | 5分以内 | |
尾崎秀実氏が獄中から書かれた書簡集がまとめられることになった。 | |||
朝の話 | 宮本百合子 | 10分以内 | |
一、今年は珍しく豊年の秋ということで、粉ばかりの食卓にも一すじの明るさがあります。 | |||
琴平 | 宮本百合子 | 10分以内 | |
朝、めをさまして、もう雨戸がくられている表廊下から外を見て私はびっくりしたし、面白くもなった。 | |||
女の学校 | 宮本百合子 | 10分以内 | |
女学校しか出ていない日本の女性に、「学生生活」の思い出というようなものがあるだろうか。 | |||
いのちのある智慧 | 宮本百合子 | 5分以内 | |
人類の祖先たちは、彼らの原始的な生活のもとで、どんなふうに自分たちの発見と智慧とをもちいてきたのだろう。 | |||
双葉山を手玉にとった“じこう様”について | 宮本百合子 | 5分以内 | |
邪教の話はいままで沢山あったけれど、この璽光教の話は非常に面白いと思いました。 | |||
図書館 | 宮本百合子 | 30分以内 | |
あいそめ橋で電車をおりて、左手の坂をのぼり桜木町から美術学校の間にある通りへ出た。 |