手紙104 慶応三年九月十日 長崎奉行あて差出の草案
坂本竜馬
『手紙』は青空文庫で公開されている坂本竜馬の短編作品。413文字で、おおよそ5分以内で読むことができます。
文字数 | 5分以内 413文字 |
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書き出し書出 | 於二丸山此度英人殺傷之儀ニ付、上様御書を以て御名江被レ遣、則平山図書(頭)、戸川伊豆(守)、設楽岩次郎御来国ニ相成、其節英国軍艦も渡来仕り、御調ニ相成、猶於二此地ニ一屡々御談判席ニ相加リ、今日ニ至リよをやく嫌疑相晴一同安心罷在候」然ニ此儀ハ英人等道路雑説を聞取、疑念之筋申上候より上件ニ立至リ候得ども、何等の証跡も無レ之儀ニ御座候」向後外国人横死致候節も自然弊国ニ嫌疑相掛候而、度々前件之御取扱ニ相成候而は弊藩頑固々陋之人心、深く心痛仕候」何卒此度之義を斯... |
初出 | |
底本 | 龍馬の手紙、宮地佐一郎 |
表記 | 新字旧仮名 |
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