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神の如く弱し

菊池寛

『神の如く弱し』は青空文庫で公開されている菊池寛の中編作品。14,127文字で、おおよそ60分以内で読むことができます。
文字数
60分以内
14,127文字
人気
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書出

一  雄吉は、親友の河野が、二年越の恋愛事件以来――それは、失恋事件と云ってもよい程、失恋の方が主になって居た――事々に気が弱くてダラシがなく、未練がじめ/\と何時も続いて居て、男らしい点の少しもないのがはがゆくて堪らなかった。

初出「中央公論」1920(大正9)年1月号
底本菊池寛文學全集 第三巻
表記
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