〔せなうち痛み息熱く〕
宮沢賢治
『〔せなうち痛み息熱く〕』は青空文庫で公開されている宮沢賢治の短編作品。474文字で、おおよそ5分以内で読むことができます。
| 文字数 | 5分以内 474文字 |
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| 書き出し書出 | せなうち痛み息熱く 待合室をわが得るや 白き羽せし淫れめの おごりてまなこうちつむり かなためぐれるベンチには かつて獅子とも虎とも呼ばれ いま歯を謝せし村長の 頬明き孫の学生を 侍童のさまに従へて 手袋の手をかさねつゝ いとつゝましく汽車待てる 外の面俥の往来して 雪もさびしくよごれたる 二月の末のくれちかみ 十貫二十五銭にて いかんぞ工場立たんなど そのかみのシャツそのかみの 外套を着て物思ふ |
| 初出 | |
| 底本 | 新修宮沢賢治全集 第六巻 |
| 表記 |
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