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〔われはダルケを名乗れるものと〕

宮沢賢治

『〔われはダルケを名乗れるものと〕』は青空文庫で公開されている宮沢賢治の短編作品。196文字で、おおよそ5分以内で読むことができます。
文字数
5分以内
196文字
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書出

われはダルケを名乗れるものとつめたく最後のわかれを交はし閲覧室の三階より白き砂をはるかにたどるこゝちにてその地下室に下り来りかたみに湯と水とを呑めりそのとき瓦斯のマントルはやぶれ焔は葱の華なせば網膜半ば奪はれてその洞黒く錯乱せりしかくてぞわれはその文にダルケと名乗る哲人と永久のわかれをなせるなり。

初出
底本新修宮沢賢治全集 第六巻
表記
新字旧仮名
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