駅長
宮沢賢治
『駅長』は青空文庫で公開されている宮沢賢治の短編作品。196文字で、おおよそ5分以内で読むことができます。
文字数 | 5分以内 196文字 |
人気 | 0PV |
書き出し書出 | ことことと行く汽車のはて温石いしの萱山の上にひとつの松ありてあるいは雷にうたれしや三角標にまがへりと大上段に真鍮の棒をかざしてさまよへりごみのごとくにあきつとぶ高圧線のま下にて秋をさびしき白服の酒くせあしき土木技手いましも汽車を避け了へてこなたへ来るといまははた急ぎガラスを入りにけり。 |
初出 | |
底本 | 新修宮沢賢治全集 第六巻 |
表記 | 新字旧仮名 |
※「人気」は青空文庫の過去10年分のアクセスランキングを集計した累計アクセス数から算出しています。