〔馬行き人行き自転車行きて〕
宮沢賢治
『〔馬行き人行き自転車行きて〕』は青空文庫で公開されている宮沢賢治の短編作品。536文字で、おおよそ5分以内で読むことができます。
文字数 | 5分以内 536文字 |
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書き出し書出 | 馬行き人行き自転車行きてしばし粉雪の風吹けり絣合羽につまごはき物噛むごとくたゝずみて大売り出しのビラ読む翁まなこをめぐる輻状の皺楽隊の音からおもてを見れば雲は傷れて眼痛む西洋料理支那料理の三色文字は赤より暮るゝ馬が一疋東へ行く古びた荷繩をぶらさげて雪みちをふむ引いて行くのはまだ頬の円いこども兵隊外套が長過ぎるので繩でしばつてたごめてゐる政友会の親分... |
初出 | |
底本 | 新修宮沢賢治全集 第六巻 |
表記 | 新字旧仮名 |
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