月天讃歌(擬古調)
宮沢賢治
『月天讃歌(擬古調)』は青空文庫で公開されている宮沢賢治の短編作品。384文字で、おおよそ5分以内で読むことができます。
| 文字数 | 5分以内 384文字 |
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| 書き出し書出 | 兜の尾根のうしろより 月天ちらとのぞきたまへり 月天子ほのかにのぞみたまへども 野の雪いまだ暮れやらず しばし山はにたゆたひおはす 決然として月天子 山をいでたち給ひつゝ その横雲の黒雲の さだめの席に入りませりけり 月天子まことはいまだ出でまさず そはみひかりの異りて 赤きといとど歪みませると 月天子み丈のなかば黒雲に うづもれまして笑み給ひけり なめげにも人々高くもの云ひつゝ ことな |
| 初出 | |
| 底本 | 新修宮沢賢治全集 第六巻 |
| 表記 |
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