月天讃歌(擬古調)
宮沢賢治
『月天讃歌(擬古調)』は青空文庫で公開されている宮沢賢治の短編作品。477文字で、おおよそ5分以内で読むことができます。
| 文字数 | 5分以内 477文字  | 
| 人気 | 0PV  | 
| 書き出し書出 | 兜の尾根のうしろより月天ちらとのぞきたまへり月天子ほのかにのぞみたまへども野の雪いまだ暮れやらずしばし山はにたゆたひおはす決然として月天子山をいでたち給ひつゝその横雲の黒雲のさだめの席に入りませりけり月天子まことはいまだ出でまさずそはみひかりの異りて赤きといとど歪みませると月天子み丈のなかば黒雲にうづもれまして笑み給ひけりなめげにも人々高くもの云ひつゝ...  | 
| 初出 | |
| 底本 | 新修宮沢賢治全集 第六巻 | 
| 表記 | 新字旧仮名  | 
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