夜の讃歌
富永太郎
『夜の讃歌』は青空文庫で公開されている富永太郎の短編作品。465文字で、おおよそ5分以内で読むことができます。
文字数 | 5分以内 465文字 |
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書き出し書出 | 地は定形なく曠空くして黒暗淵(わだ)の面にあり神の霊水の面を覆ひたりき――創世記黒暗の潮今満ちて晦冥の夜ともなれば仮構の万象そが※[#「門<亥」、U+95A1、19-上-9]性を失し解体の喜びに酔ひ痴れて心をのゝき渾沌の母の胸へと帰入する。 |
初出 | |
底本 | 富永太郎詩集 |
表記 | 新字旧仮名 |
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