深夜の道士
富永太郎
『深夜の道士』は青空文庫で公開されている富永太郎の短編作品。449文字で、おおよそ5分以内で読むことができます。
| 文字数 | 5分以内 449文字 |
| 人気 | 282PV |
| 書き出し書出 | 人語なく、月なき今宵 色ねびし窓帷の吐息する 此の古城なる図書室の中央の 遠き異国の材もて組める 残忍の相ある堅き牀机に ありし日よりの凝固せる大気の重圧に 生得の歪悉皆消散せる 一片の此の肉体を枯坐せしめ 勇猛なく效なき修道なれど なほそが為に日頃捨離せる真夜中の休息を 貪りて、また貪らうとはする。 |
| 初出 | |
| 底本 | 富永太郎詩集 |
| 表記 |
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