闇桜
樋口一葉
『闇桜』は青空文庫で公開されている樋口一葉の短編作品。4,339文字で、おおよそ30分以内で読むことができます。
| 文字数 | 30分以内 4,339文字 |
| 人気 | 60,128PV |
| 書き出し書出 | (上) 隔ては中垣の建仁寺にゆづりて汲かはす庭井の水の交はりの底きよく深く軒端に咲く梅一木に両家の春を見せて薫りも分ち合ふ中村園田と呼ぶ宿あり園田の主人は一昨年なくなりて相続は良之助廿二の若者何某学校の通学生とかや中村のかたには娘只一人男子もありたれど早世しての一粒ものとて寵愛はいとゞ手のうちの玉かざしの花に吹かぬ風まづいとひて願ふはあし田鶴の齢ながゝれとにや千代となづけし親心にぞ見ゆらんもの |
| 初出 | 「武蔵野 第一編」1892(明治25)年3月23日 |
| 底本 | 新日本古典文学大系 明治編 24 樋口一葉集 |
| 表記 |
※「人気」は青空文庫の過去10年分のアクセスランキングを集計した累計アクセス数から算出しています。

