ブンゴウサーチ

雪中の日光より

木下尚江

『雪中の日光より』は青空文庫で公開されている木下尚江の短編作品。453文字で、おおよそ5分以内で読むことができます。
文字数
5分以内
453文字
人気
0PV
書出

十八日發   樹蔭生 十六日夜は渡良瀬河畔に父老と語り明かしつ、明けの日も爲めにいたく時をうつしぬ、堤上の茂竹枯れて春は來ぬれど鶯も鳴かずなど訴ふるを聽て  鶯も鳴かずなりぬる里人は       なにをしるしに春は知るらん 佐野の停車場に※車を待ちぬるに山風に雪の降り來ぬれば  袖さへに拂はでむかし忍ぶかな       佐野のわたりの雪の夕暮  覺束な、明日入る路や絶へぬらん       足尾の

初出「毎日新聞」1900(明治33)年2月22日
底本木下尚江著作集第1巻
表記
※「人気」は青空文庫の過去10年分のアクセスランキングを集計した累計アクセス数から算出しています。