ブンゴウサーチ

金銭の話

太宰治

『金銭の話』は青空文庫で公開されている太宰治の短編作品。2,433文字で、おおよそ10分以内で読むことができます。
文字数
10分以内
2,433文字
人気
0PV
書出

宵越しの金は持たぬなどといふ例の江戸つ子氣質は、いまは國家のためにもゆゆしき罪惡で、なんとかして二、三千圓も貯金してお國の役に立ちたいと思ふものの、どういふわけかお金が殘らぬ。

初出「雜誌日本」1943(昭和18)年10月1日
底本太宰治全集11
表記
旧字旧仮名
※「人気」は青空文庫の過去10年分のアクセスランキングを集計した累計アクセス数から算出しています。