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初夢

正岡子規

『初夢』は青空文庫で公開されている正岡子規の短編作品。4,839文字で、おおよそ30分以内で読むことができます。
文字数
30分以内
4,839文字
人気
235PV
書出

(座敷の真中に高脚の雑煮膳が三つ四つ据えてある。自分は袴羽織で上座の膳に着く。)「こんなに揃って雑煮を食うのは何年振りですかなア、実に愉快だ、ハハー松山流白味噌汁の雑煮ですな。旨い、実に旨い、雑煮がこんなに旨かったことは今までない。も一つ食いましょう。」「羽織の紋がちっと大き過ぎたようじゃなア。」「何に大きいことはない。五つ紋の羽織なんか始めて着たのだ。紋の大きいのは結構だ。(自分は嬉しいので袖の

初出「ホトトギス 第四巻第四号」1901(明治34)年1月31日
底本飯待つ間
表記
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