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経世の学、また講究すべし

福沢諭吉

『経世の学、また講究すべし』は青空文庫で公開されている福沢諭吉の短編作品。4,248文字で、おおよそ30分以内で読むことができます。
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30分以内
4,248文字
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書出

ある人いわく、慶応義塾の学則を一見し、その学風を伝聞しても、初学の輩はもっぱら物理学を教うるとのこと、我が輩のもっとも賛誉するところなれども、学生の年ようやく長じて、その上級に達する者へは、哲学・法学の大意、または政治・経済の書をも研究せしむるという。

初出「時事新報」1882(明治15)年3月23日
底本福沢諭吉教育論集
表記
新字新仮名
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