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大衆文芸問答

国枝史郎

『大衆文芸問答』は青空文庫で公開されている国枝史郎の短編作品。8,227文字で、おおよそ30分以内で読むことができます。
文字数
30分以内
8,227文字
人気
233PV
書出

問「大衆文芸と純文芸、どこに相違点があるのでしょう?」答「純文芸は叱る文芸、大衆文芸は叱らない文芸。ざっとこんなように別れましょうかね」問「変な云い廻わしじゃありませんか」答「ちっとも変じゃありませんよ。ひとつ簡単に説明しましょう。純文芸の作家連は、こう世間様へ申します。『俺の作は可い作だ。お前達よ、読まなければならない。読まない奴はヤクザ者だ』そういう態度で書かれた物が、世に謂う所の純文芸です。

初出「新小説」1926(大正15)年4月
底本国枝史郎探偵小説全集 全一巻
表記
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