妙義山の五日
大町桂月
『妙義山の五日』は青空文庫で公開されている大町桂月の中編作品。14,991文字で、おおよそ60分以内で読むことができます。
文字数 | 60分以内 14,991文字 |
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書き出し書出 | むかし取つたる杵柄、如何なる嶮山でも、何の糞と侮りて、靴穿きたるまゝ、洋服のづぼんもまくらず、即ち別に毫も旅仕度せずに、山にのぼりしが、心ばかりは、むかしにて、十年來、自墮落にもちくづしたる身體の力は、もとのやうにも無し。 |
初出 | |
底本 | 桂月全集 第二卷 紀行一 |
表記 | 旧字旧仮名 |
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