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鍵屋の辻

直木三十五

『鍵屋の辻』は青空文庫で公開されている直木三十五の中編作品。13,672文字で、おおよそ60分以内で読むことができます。
文字数
60分以内
13,672文字
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書出

鍵屋の辻直木三十五張扇から叩きだすと、「伊賀の水月、三十六番斬り」荒木又右衛門源義村(みなもとのよしむら)――琢磨兵林(たくまひょうりん)による、秀国、本当は保和、諱(なのり)だけでも一寸(ちょっと)これ位ちがっているが――三池伝太光世(みつよ)の一刀をもって「バタバタ」と旗本の附人共三十六人を斬って落すが、記録で行くとこの附人なる者がただの二人になってしまう。

初出
底本仇討二十一話 大衆文学館
表記
新字新仮名
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