新秋の記
木下夕爾
『新秋の記』は青空文庫で公開されている木下夕爾の短編作品。171文字で、おおよそ5分以内で読むことができます。
| 文字数 | 5分以内 171文字 |
| 人気 | 393PV |
| 書き出し書出 | 台所の片隅から吹いてくる あの風ももう秋だ 白い皿の 新豆腐のようにおどろきやすいこころよ 裏の林にきて しばらく夕焼をながめている 川瀬の音 秋風の音 子どものために わくら葉ひろつてふところにする わくら葉にも美しい夕焼がある もう走り穂がかぞえられ みちばたにこぼれ生えの刀豆も 青い莢を垂れている 一列にうす紅い実がならんでいる |
| 初出 | |
| 底本 | 日本の詩歌 26 近代詩集 |
| 表記 |
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