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踊る一寸法師

江戸川乱歩

『踊る一寸法師』は青空文庫で公開されている江戸川乱歩の短編作品。7,863文字で、おおよそ30分以内で読むことができます。
文字数
30分以内
7,863文字
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書出

「オイ、緑さん、何をぼんやりしてるんだな。ここへ来て、お前も一杯御相伴にあずかんねえ」  肉襦袢の上に、紫繻子に金糸でふち取りをした猿股をはいた男が、鏡を抜いた酒樽の前に立ちはだかって、妙に優しい声で云った。

初出「新青年」博文館、1926(大正15)年1月
底本江戸川乱歩全集 第3巻 陰獣
表記
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