妖虫

江戸川乱歩

『妖虫』は青空文庫で公開されている江戸川乱歩の長編作品。122,101文字で、おおよそ1時間〜で読むことができます。

文字数
1時間〜122,101文字
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書き出し

青眼鏡の男  熱帯地方に棲息する蠍という毒虫は、蜘蛛の一種であるけれど、伊勢海老を小さくした様な醜怪な姿をしていて、どんな大きな相手にも飛び掛って来る、凶悪無残の妖虫である。

初出「キング」大日本雄弁会講談社、1933(昭和8)年12月~1934(昭和9)年10月
底本江戸川乱歩全集 第8巻 目羅博士の不思議な犯罪
表記
新字新仮名