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消えた霊媒女

大倉燁子

『消えた霊媒女』は青空文庫で公開されている大倉燁子の中編作品。15,740文字で、おおよそ60分以内で読むことができます。
文字数
60分以内
15,740文字
人気
233PV
書出

1 「あなたは美人で有名だった小宮山麗子という霊媒女がある大家へ招ばれて行って、その帰りに煙のように消えてしまった不思議な事件を覚えていらっしゃいましょう?」 「はあ覚えております。もうあれから十年近くもなりはしません? あの当時は大した評判でございましたわね。でも、あれは到頭判らずじまいになったんではございませんか?」 「ええ、あれっきりなんです。でも美人だったし、心霊研究者達からは宝物のよう

初出「オール讀物 四巻一一号」文芸春秋、1934(昭和9)年11月号
底本大倉燁子探偵小説選
表記
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