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白い独楽

仲村渠

『白い独楽』は青空文庫で公開されている仲村渠の短編作品。149文字で、おおよそ5分以内で読むことができます。
文字数
5分以内
149文字
人気
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書出

白昼だから 秋だから 原つぱは白かつた 白昼だから 秋だから 空も白かつた 原つぱのまんなかでひとり 戸山学校の生徒が喇叭を吹いてゐた 赤いズボンはいて喇叭を吹いてゐた 白昼だから 秋だから 原つぱは廻つてゐた 白昼だから 秋だから 空も廻つてゐた 赤い心が澄んで廻つてゐた 喇叭を吹いて廻つてゐた

初出
底本沖縄文学全集 第1巻 詩Ⅰ
表記
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