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古街

漢那浪笛

『古街』は青空文庫で公開されている漢那浪笛の短編作品。279文字で、おおよそ5分以内で読むことができます。
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5分以内
279文字
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書出

黄昏時を四五分すぎたあと、薄闇を縫ふて、紅い々々燈(ひ)の華が、冬咲きの仏相花のやうにちらつく。

初出「沖縄毎日新聞」1911(明治44)年1月10日
底本沖縄文学全集 第1巻 詩Ⅰ
表記
新字旧仮名
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