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帰省

漢那浪笛

『帰省』は青空文庫で公開されている漢那浪笛の短編作品。240文字で、おおよそ5分以内で読むことができます。
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5分以内
240文字
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書出

若夏の入江の西に、萎ゆる帆を静かにたゝみ、大船の錨なぐるや、波止場には、吾かなつかしき南国の男女のあまた、すゝみよる、艀(はしけ)むかへぬ。

初出「沖縄毎日新聞」1909(明治42)年4月26日
底本沖縄文学全集 第1巻 詩Ⅰ
表記
新字旧仮名
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