闇と光と
中野鈴子
『闇と光と』は青空文庫で公開されている中野鈴子の短編作品。264文字で、おおよそ5分以内で読むことができます。
| 文字数 | 5分以内 264文字 |
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| 書き出し書出 | 時間は流れていたのだ 囚われたまま 盲目となったままに 恐ろしい事実の成立 その日々 よみがえった自覚 日にさらされ 心を閉じ 身をさいなむ このように 絶対な 過失 捺印 日にいく度 生きがたい闇の淵に立つ しかもなお 胸に抱く 一つのかがり火 ひろがり照る 時代の暗雲に堪え 辛苦と犠牲を越えて 高く広く 新しき世界 新しき建設 困難とはげましと遠い長い里程 小さい大きいたくさんの仕事 仕事 |
| 初出 | 「文学案内」1936(昭和11)年10月号 |
| 底本 | 中野鈴子全詩集 |
| 表記 |
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