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春爛漫として

中野鈴子

『春爛漫として』は青空文庫で公開されている中野鈴子の短編作品。129文字で、おおよそ5分以内で読むことができます。
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5分以内
129文字
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樹々花つけ 陽炎燃え 地上に満つ たのしき命 命あふれ 咲きさかる 天地のうたげ 君は往く 君は発つ 一つの命 千百の 君が青春 この春爛漫として 君が幸 かなしみ 才能 力 美しさ ながき はるかなる それら一切のもの いまここに投げ打たんとして

初出「東洋之光 第四巻第六号」1942(昭和17)年6月
底本中野鈴子全詩集
表記
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