何故わたしたちに話してくださらなかったのです
中野鈴子
『何故わたしたちに話してくださらなかったのです』は青空文庫で公開されている中野鈴子の短編作品。657文字で、おおよそ5分以内で読むことができます。
| 文字数 | 5分以内 657文字 |
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| 書き出し書出 | あなたは療養所の松林の中で あなたはあなたの命を断ち切ってしまわれた あなた自らの手で わたしたちとかたく結ばれていたその二つの手で あなたは古い闘争の経歴を持ち 福井の党の土台石を作った 党活動はあなたを あなたの妻 二人の子供を苦しい生活に追い込んだ あなたはひるまなかった あなたはついに病いにたおれた あなたを病床におくらねばならなかったわたしたち わたしたちはあなたの病床をのり越えて起ち |
| 初出 | 「ゆきのした 第三号」1951(昭和26)年10月20日 |
| 底本 | 中野鈴子全詩集 |
| 表記 |
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