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「野菊の如き君なりき」を見て

中野鈴子

『「野菊の如き君なりき」を見て』は青空文庫で公開されている中野鈴子の短編作品。181文字で、おおよそ5分以内で読むことができます。
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5分以内
181文字
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書出

湧く水のように 自然の素直さ 自然の親しさ 親しさの深まった 少女と少年の 永遠をねがう二人の 愛 親しみ 子供から大人へ 成長してゆく ありのままの 素直なねがい りんどうと野ぎくと 花にたとえて りんどうの花しか知らぬ 触れもせぬ 野菊の花の りんどうの花しか知らぬ 子供をみもごり 死んだ方がいいのです 死んだ手に りんどうの花と手紙とにぎられていた

初出「看護技術」1956(昭和31)年2月号
底本中野鈴子全詩集
表記
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