小林多喜二のお母さん
中野鈴子
『小林多喜二のお母さん』は青空文庫で公開されている中野鈴子の短編作品。1,411文字で、おおよそ5分以内で読むことができます。
| 文字数 | 5分以内 1,411文字 |
| 人気 | 1,036PV |
| 書き出し書出 | 小林多喜二のお母さん あなたの長男である多喜二さんが死なれてから 十九年の日が流れています そして あなたは八十才になられました この十九年の年月は お母さんにとって どのようなものでありましたでしょう 戦争が敗けて 日本共産党の人たちが赤い旗をかかげて 刑務所から出てきた時 あなたの喜びとかなしみはどんなでありましたでしょう その人たちが子供も育っている家庭を形作っているのをながめられたときの |
| 初出 | 「ゆきのした 第四号」1952(昭和27)年5月1日 |
| 底本 | 中野鈴子全詩集 |
| 表記 |
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