〔花園から月かげが〕
桜間中庸
『〔花園から月かげが〕』は青空文庫で公開されている桜間中庸の短編作品。141文字で、おおよそ5分以内で読むことができます。
| 文字数 | 5分以内 141文字 |
| 人気 | 0PV |
| 書き出し書出 | 花園から月かげが 帷をほのかな紫にけぶらせて マダムの室を訪れるとき 絢爛な裝釘を衣た私の詩集は その腕の中で 指輪の役をするだらう 詩集から私は生れ出る 花園を月影にくたくたにぬれながらタキシードの詩人は マダムの幻想にそつと近づく 詩集は私が生んだもの 私は詩集から生れる |
| 初出 | |
| 底本 | 日光浴室 櫻間中庸遺稿集 |
| 表記 |
※「人気」は青空文庫の過去10年分のアクセスランキングを集計した累計アクセス数から算出しています。

