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地球を狙う者

海野十三

『地球を狙う者』は青空文庫で公開されている海野十三の中編作品。14,794文字で、おおよそ60分以内で読むことができます。
文字数
60分以内
14,794文字
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書出

「火星に近づく」と報ぜられるとき、南洋の一孤島で惨殺された火星研究の老博士、その手になるメモには果して何が秘められていたか? これは世界最大の恐るべき戦慄だ! 父島を南に 「おいボーイ君。この汽船は、ガソリンの切符をなくしでもしたのかね」 「え、ガソリンの切符ですって?」  ボーイは、酒壜をのせたアルミの盆をさげたまま、舷側にだらりともたれかかっている僕の顔を呆れたような目でみて、 「これは

初出
底本十八時の音楽浴
表記
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