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柿色の紙風船

海野十三

『柿色の紙風船』は青空文庫で公開されている海野十三の中編作品。15,991文字で、おおよそ60分以内で読むことができます。
文字数
60分以内
15,991文字
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書出

「おや、ここに寝ていた患者さんは?」と林檎のように血色のいい看護婦が叫んだ。

初出「新青年」1934(昭和9)年2月号
底本海野十三全集 第2巻 俘囚
表記
新字新仮名
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