母校を去るにのぞみて
槙村浩
『母校を去るにのぞみて』は青空文庫で公開されている槙村浩の短編作品。205文字で、おおよそ5分以内で読むことができます。
文字数 | 5分以内 205文字 |
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書き出し書出 | (一)思へば四年の其の間教へを受けし学び舎に今日ぞ別れん別れても心はなどて別るべき(二)我は学びぬこの部屋に我は遊びぬこの庭に一つ/\の思ひ出に今ぞ身にしむ師の教(三)桜の花に送られて小鳥の声に励まされ学びの林ふみ分けて希望の山に登りなむ(四)草鞋ふみしめふみ鳴らし名残は尽きぬ学び舎にいざや別れん師と友に「さきくましませ」師よ友よ(大正十二・三・二七)。 |
初出 | |
底本 | 槇村浩全集 |
表記 | 新字旧仮名 |
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