大江満雄に
槙村浩
『大江満雄に』は青空文庫で公開されている槙村浩の短編作品。310文字で、おおよそ5分以内で読むことができます。
| 文字数 | 5分以内 310文字 |
| 人気 | 0PV |
| 書き出し書出 | こゝに機械の哲学者がある――― 彼は思考し、血潮の中に機械のどよめきをでなく、血潮と共に脈動する機械のリズムを感ずる 彼ははつらつたる工場の諧調を背負うて、齟齬しながら鈍重に歩いて行く こゝに機械の哲学者がある――― 彼は技師を宣言し、一切に正面照明を送る 照明はゆかいに大大阪を漫歩する 機械にまで虚偽を造る資本の虚偽と、百万の労働の精神とを透過し 浮揚する二重性をもって、飢えた子供の胃のレント |
| 初出 | |
| 底本 | 槇村浩詩集 |
| 表記 |
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