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朝倉一五〇

田中貢太郎

『朝倉一五〇』は青空文庫で公開されている田中貢太郎の短編作品。866文字で、おおよそ5分以内で読むことができます。
文字数
5分以内
866文字
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書出

洋画家の橋田庫次君の話であるが、橋田君は少年の頃、吾川郡の弘岡村へ使いに往って、日が暮れてから帰って来たが、途中に荒倉と云う山坂があって、そこには鬼火が出るとか狸がいるとかと云うので、少年の橋田君は鬼魅がわるかった。

初出
底本伝奇ノ匣6 田中貢太郎日本怪談事典
表記
新字新仮名
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