二筋の血
石川啄木
『二筋の血』は青空文庫で公開されている石川啄木の中編作品。13,107文字で、おおよそ60分以内で読むことができます。
| 文字数 | 60分以内 13,107文字 |
| 人気 | 0PV |
| 書き出し書出 | 夢の樣な幼少の時の追憶、喜びも悲みも罪のない事許り、それからそれと朧氣に續いて、今になつては、皆、仄（ほの）かな哀感の霞を隔てゝ麗かな子供芝居でも見る樣に懷かしいのであるが、其中で、十五六年後の今日でも猶、鮮やかに私の目に殘つてゐる事が二つある。 |
| 初出 | 生前未発表、1908（明治41）年6月稿。 |
| 底本 | 石川啄木作品集 第二巻 |
| 表記 | 旧字旧仮名 |
※「人気」は青空文庫の過去10年分のアクセスランキングを集計した累計アクセス数から算出しています。