茶話05 大正八(一九一九)年
薄田泣菫
『茶話』は青空文庫で公開されている薄田泣菫の長編作品。98,754文字で、おおよそ1時間〜で読むことができます。
文字数 | 1時間〜 98,754文字 |
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書き出し書出 | 医者の友達1・5(夕)寺内内閣が壊れて、その跡へ政友会内閣が出来かゝるやうな運びになつて、総裁原敬氏の白髪頭のなかでは、内閣員の顔触が幾度か見え隠れしてゐた頃、今の文相中橋徳五郎氏の許へ、神戸にゐるお医者さんの桂田富士郎氏から一本の電報が飛込んで来た。 |
初出 | 「大阪毎日新聞 夕刊」1919(大正8)年1月5日~8月31日 |
底本 | 完本 茶話 下 |
表記 | 新字旧仮名 |
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